②ワット・ウモーン
チェンマイの魅力を聞かれれば、お寺(ワット)抜きには語れません。
仏教が暮らしの中に強く根付いているタイの中でも、特に古都チェンマイでは
町の至るところに寺院を見ることができます。
古き良きタイを味わえるチェンマイは、日本でいうところの京都のような町なのです。
人々の歴史や文化がたっぷりと詰まったワットの魅力に
ガイドブックに載らない深いところまでじっくりと触れていただきたい。
そんな思いを込めて、シリーズにてお送りします。
寺好き女子必見!!チェンマイのワットシリーズ
記念すべき第二回目は・・・
「ワット・ウモーン」
ウモーンとは洞窟(トンネル)のことで、ここはまさに、
静寂に包まれたミステリアスゾーン。
14世紀、チェンマイの始祖メンライ王がトンネルの奥で一人瞑想に耽るために
建立したお寺であると言われています。
市内の喧騒から離れた山林の中にある ワット・ウモーン
小高い丘を登りきったところ、境内からさらに坂を登ったところに本堂があります。
周りは樹々で覆われていて 本堂の左横には広い池もあり、
池にはナマズやスッポン、緑色の不思議な魚がうじゃうじゃ・・・
野良犬が横たわり、たくさんのニワトリが騒がしく動いています。
自然のまま、ありのままの状態でひっそりと佇むデンジャラスミステリアス・・・
なんだか知らない登山道の入口に来たみたいな不安を感じます。
予言の書に出てきそうな入り口。
さぁ、冒険の始まりだ!進め!!
歩くとサンダルを脱いだ足がひんやり。
まるで別世界に来たみたい。
(こんなところにも犬が横たわっているところがタイならでは)
まさに静寂。
トンネルの中に外の光が差し込み、とっても幻想的です。
15mほど進むと・・・
ちゃらりーん
仏像様現る。 冷たく暗い中にひっそりとおられる幻想的なライトに照らされた仏像様。
静かに座禅を組んで瞑想にふけりたくなります。
ん?瞑想ってどうやればいいんだ?
瞑想とは・・・何かに心を集中させること。
この呼称は、単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、
絶対者(神)をありありと体感したり、究極の智慧を得るようなものまで、
広い範囲に用いられる。(wikipediaより抜粋)
いえいえ、あなたのスタイルでいいのです。
そしてウモーンの側面にある階段をあがると・・・
ドッカーーン!!
でっかい仏塔現る!!!
ワット・ウモーンは、タイの他のお寺と違って金ぴかに光る建物がなく、
風化した歴史を感じさせる古い建物が、自然の中にひっそりと佇んでいます。
ガイドブックでも小さく載っている程度なので、観光客も少ないちょっとした穴場スポット。
閑静な境内にいると、妙に落ち着いた気持ちになるのは、
日本人特有のわびさび文化に、この洞窟のお寺がフィットするからでしょうか。
静かに瞑想で自分自身の精神と向き合うのも良し。
池の畔でのんびり読書でもして、過ごすのも良し。
巨大な仏塔のそばで、青空の下ごろんと横になりお昼寝するのもおすすめ。
是非、ツアーや団体ではなく、時間に余裕があるときに個人でたずねてみて下さい。
ワット特集第一回目に紹介したワット・スワンドークの近くに位置しているので、
合わせて訪ねてみるといいですよ♪
→①ワット・スワンドークの記事へ
宿泊は是非スローハウスへ。
道が入り組んで迷子になりやすい場所なので、行き方は現地スタッフにお尋ねくださいね^^
寺好き女子のワット巡りはまだまだ続く!!
次回も乞うご期待☆